13面体の賽子

最後に決めるのは自分だ。サイコロではない。

シケレポ!平成27年度国家総合職教養区分一次試験 100日ブログカウントダウンマラソン69日目

最高に準備不足な試験

そもそも準備する気すらしなかった。謎の朝活に出かけたり、本を読みまくったり、どこかの面接に出かけたり、ゴロゴロしたり、ゴロゴロしたりしていたので、結局のところ仙崎は一度もまともに公務員試験の勉強をしなかったことになる。微妙に焦りを覚えながらも前日まで受けるか受けないか迷っていた。
遠いのである、交通費がかかるのである、少し早起きしなければならないのである、次の日も演習があるのである、その日夜からインドネシアに旅立つ友人を見送る飲み会があるのである、

最もやる気の出なかった試験

ここ5年ほど色々な場所で色々な試験を受けてきた。死に物狂いの試験も、楽勝の試験も、背水の陣で挑んだ試験も、準備不足のまま震えながら受けた試験もあった、勿論眠すぎる試験もそして受けるのが楽しみで仕方がなかった試験も孤独な試験も友達と笑いながら受けた試験も。
この試験のやる気は異常に無かった。なぜなら負けることが見え透いているからである、そうそう合格する試験では無い、7時間も拘束されるくらいなら家で論文の一本や二本でも読んでいたほうがマシなのではないか。そんなことをぐだぐだと考えまくっていた。気がつくと試験当日朝四時を過ぎていた。

二度寝してバスに一本乗り遅れた試験

それでも若いとはすごいものだ、アラームがなって6時に目がさめる。そして余裕の時間を見て再び眠る。次に目を覚ましたら6:54。乗ろうと思っていたバスが既に出ている時間ではないか。
慌てて次のバスを探す。どうやらなんとかそれで間に合うらしい、服を着替えて、なんだかんだ言っても昨日のうちに用意していた荷物を持って家を出た、行きの車内ではチョコレートドリンクを飲みながら寝ぼけていた。普段は乗らないような電車に乗り、普段は降りないような駅を降りてたどり着いた某私大。
そのころには覚悟はできていた、

予想外の試験

そんなこんなで午前の部。仙崎の予想では、午前中に多肢選択式が来るものだと思っていた。ちょうど2時間と1時間半の試験だったので。しかし蓋を開けてみれば、
総合論文試験4時間(終了時刻13:20)しかも途中退室不可。(トイレ・水分補給などは可能)
ナショナルサーヴァントの闇を見た気がした。休憩時間も40分だったので。
2問をそれぞれ1問1時間20分ほどで書き殴る。恐れていたほど難しい問題ではなく拍子抜け。2問目は英検一級の二次試験日本語版みたいな感じだった。取り敢えず書く、論理もへったくれもないけども書く。
前の人がやたら机に背中を当てていたので気が散る。これも試験のご愛嬌。
書き終えてから暇すぎて問題用紙に今後一週間のToDoリストを作ってしまったのはご愛嬌。
途中で4時間が長過ぎてトイレと見せかけての飯を食いに行きたい衝動に駆られたが我慢。普段昼飯を11:30頃に食べていたのが仇となった。
晴れて解放され、朝コンビニで購入して、冷えて寄りマカロニグラタンとなったものを食す。これも試験の醍醐味である。

後はよくあるパターンの試験

午後はいつもの多肢選択式。文章理解は何となく毎回間違える気がしない。英文和文共に。簡単すぎたと思う。
数的処理の途中に異常な眠気に襲われる。恐らく1時間半睡眠の弊害。取り敢えず試験時間内にマークし終え、多肢選択式の二部、いわゆる知識問題に移る。こちらも適当にマークする。早めに終わったので退室し、水分補給などを存分に行う。眼や肩の疲れを解し、心地よい疲労感と達成感に包まれる。なんだかんだ言ってやはり試験に来て良かったと思われる。
試験終了後に問題集だけもらって後は電車とバスに揺られるだけである。

今回何故にそこまで試験を受ける気がしなかったのか

ついに耄碌したか自分、と叫びそうになるほどであった。
本当に、自分でも信じられないほど試験を受ける気がしなかった。
知り合いに電話で「試験を受けなければ何か負けた気がするのだが、その気のためだけに7時間も試験を受けに行くのはしんどい」などと言った覚えがある。
自分でもなぜそんなことを言ったのかはわからないが。
多分、ある程度の安住の選択肢があったからだろう、負けると見え透いている試験を受けに行くほどもう若くないのかもしれない。

結局受けたけど。
そして受験したことに後悔はない。
自分のことだから、受験しなかったら「たられば」で甘ったれたことを言いだすはずである、その自分を沈めとくためかもしれない、取り敢えず今は結果はどうであれ非常に清々しい気分である。

69日目。