13面体の賽子

最後に決めるのは自分だ。断じてサイコロではない。

iCloudとAppleサポートの話。:100日ブログカウントダウンマラソン58日目

以前より問題であったストレージについて、サポートの手を借りることにした。

8月上旬より、iCloudストレージに異常があり、しかも割とめんどくさい感じの異常であったため、Appleサポートの手を借りることにした。

基本的にiCloudはバックアップのために使用しており、全部で5.0GBストレージがあるうちの2.2GBほどをバックアップのために使い、あとはiCloudメールに約30MB使っているだけで、空きが2.8GBほど存在していた。

それが、8月上旬のある日、急に使用しているストレージが7.9GBほどに跳ね上がったのである。更に急に増えてしまった項目を確認することもできず、消すこともできないという状態になってしまった。

一夜にしてストレージが5.0GB以上増えるのはおかしい。しかも、項目は「書類」となっているが書類をそんなに入れた覚えもない。パソコンからiCloud ドライブを確認しても「書類」は一切入っていない。取り敢えず減らせる限りのメールを減らし、バックアップを減らすため不要なアプリを削除したが焼け石に水、有効な対策とはならなかった。

インターネットで調べてみても解決策は殆ど出て来ず、一番自分の症状に近かったものがAppleのフォーラムに出ていたので、その方が採った解決方法を使うことにした。

Appleサポートに連絡しようとしたところ、選択肢が「電話で相談」しかなく、どうしてメールで相談できないんだよ、画像添付したり詳しく説明したり出来ないじゃん、とツッコミを入れたくなったが*1、郷に入っては郷に従え、林檎のルールは林檎が決める、というノリで本日の午後1時を予約した。

約50分の敢闘

取り敢えず1時に電話がかかって来る、と待ちつつ昼食を食い、パソコンをスタンバイする。電話がかかって来たため、事情を説明するも、中々わかってもらえない。どうもオペレーターの方に誤解されて、「私が勝手に7.9GB使ってしまい、それを元に戻す方法を知りたいと思っている」みたいな相談内容になりかけた。

途中、別の担当に代わりますね、と向こうから言い出し保留音が流れたのだが、その保留音もよくある「エリーゼのために」とか「四季より春 第1楽章」とかじゃなくて何かのヒップホップ系の音割れ半端ない感じのやつだったものなので、何故に秋の昼下がりからこんな微妙に拷問な時間を過ごしているのだろうか、と頭を抱えそうになった。

そして保留音が途切れても同じ担当者だったため、土日だから人が少ないのだろうか、とAppleサポートの電話応対の人員不足を心配したりもしたが、同じ内容を4回目に説明した後にどうもエンジニアっぽい人に代わることとなった。

普段こちらも上は大正生まれ、下は高校生くらいと幅広い年代の人相手に電話応対しているため、確かに話の通じないカスタマー的な人が存在することは重々知ってはいる。もしかしたら私もそれに該当する部類なのかもしれないが、話をこじれさせないための4か条(だと私が考えている)である

  1. 主語を明確にする
  2. 時系列に沿って説明する
  3. 問題点を一つずつ詳らかにする
  4. 簡潔平易な文章、質問を行う

の全てを尽くして説明しても噛み合わなかった上に、選手交代の提案があったので、それをお願いすることにした。

取り敢えず直るには直った

エンジニアっぽい人に交代した結果、サクサクと話が進み、どうやら原因は「使用してもいないのに使用する予定、ということで5.0GB程iCloudストレージの利用枠が予約されてしまっていた」というようなことだと分かった。こればっかりは自分の努力ではどうにもならない代物らしい。Appleサポートのテクニカルな御力(?)で見事「予約枠」は解消され、晴れて元のストレージ容量に戻った。

何か最後の方にそのエンジニアっぽい人に「今回の我々の対応にご不満などはございませんでしたか」と尋ねられたが、別に不満がどうこうということもない。話が噛み合わないことにはちょっと辟易したが、不満があるというレベルでもないし、普段の仕事においてはもっと話が噛み合わないことなど多々ある。気にする云々の話でもない。そして結果として直るには直ったのである。問題は何もない。強いて挙げるならば保留音をどうにかしてくれ。

 

今後そのような問題に直面した際には、迷わずAppleサポートを頼ることをお勧めする。

support.apple.com

 

58日目。

 

*1:恐らく大量のメールに追われることになるからメールでの問い合わせを実施していないのだろうと思われる