思考がするっする出てくるペン5選 100日ブログカウントダウンマラソン30日目
思考には、無抵抗を要する。思考の奔流に対する抵抗のなさという意味である。
自分には、突発的な閃きの訪れが多いような気がする。…閃きと言っている時点で突発的であるのだが。
この突発的に起こる閃きは、数瞬もすれば忘れてしまうことが多い。忘れるというか、雲散霧消するというか。そうなってしまった場合、あの閃いた瞬間の思考の爽快さとか、アイデアの明快さ、クリア感は往々にして失われている。自分はこんなことを書き留め後で形にしようと思っていたのではない、とそのどうにもならなささに心の中で涙をのむこともある。
大抵の突発的な閃きはiPhoneでどうにかする。メモアプリを使用したり、Evernoteに保存したり。近くにiPhoneがない場合、或いはiPhoneでは表現できない場合は紙とペンで記録する。
この紙とペンで記録するときに、重要な(のだと仙崎が思っている)のが「筆記が思考の奔流を邪魔しないかどうか」である。
本記事では「思考の奔流を邪魔しない」、もとい「思考がするっする出てくる」ペンを紹介したいと思う。
Stabilo Worker
これは、本体のオレンジ色の鮮やかさもさることながら、インクの伸び具合も秀逸な一品である。少し裏抜けをするときもあるが、握り易く、またRHODIAとの色合いの相性も良い。(ちなみにRHODIAだと裏抜けしなかった)
LAMY Safari
お手ごろな価格の万年筆。EFでもFでも書きやすい。Mを試したことが無いので何とも言えないが、本体自体も握り易く、カラーバリエーションが豊富なのも嬉しい。裏抜けはする場合が多いが、RHODIAだと比較的しにくい。MOLESKINEで少し裏抜けする程度。EFは手帳などにも使いやすい。
ENERGEL
ゲルインキボールペンとしては、使いやすく、また安価。MOLESKINE、RHODIA共に裏抜けせず、MOLESKINEとの相性は非常に良いと思われる。手帳(ほぼ日、ジブン手帳)において裏抜けせず、ノートなどにもサクサクかける。太さもいろいろあり、キャップ式、ノック式を選ぶことが出来る。
Pelican junior
子供用の万年筆らしいが、どの年代が持っても問題の無い作りになっている。
グリップの握り易さはSafariと比較しても申し分ない。インク色、本体色も多い。裏抜けは良くするし、少しの期間放っておくと書けなくなる*1。
紙用マッキー
普通のマッキーだと、書くときに新聞紙が必要、というのが義務教育時代の図工の時間の鉄則だった。
しかし、これは紙用のマッキー。仙崎が主に使っているのは赤。これは問題集などへの書き込みに重宝するのである*2。