RHODIAか、MOLESKINEか。
か。それとも
か。
アプリ紹介以外の記事を書くのは久しぶりな気がする。
最近、以下の二冊を読了した。(いずれも図書館で入手)

- 作者: 堀正岳,中牟田洋子,高谷宏記
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2011/09/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 2人 クリック: 490回
- この商品を含むブログ (30件) を見る

フランス生まれのブロックメモ RHODIA その魅力と活用術
- 作者: 戸田覚
- 出版社/メーカー: ソシム
- 発売日: 2011/04/21
- メディア: 単行本
- クリック: 15回
- この商品を含むブログ (12件) を見る
そして、以下の本を今日別の図書館で借りてきた。

モレスキン 「伝説のノート」活用術?記録・発想・個性を刺激する75の使い方
- 作者: 堀正岳,中牟田洋子
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2010/09/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 8人 クリック: 637回
- この商品を含むブログ (113件) を見る
RHODIAについて詳細に紹介してある本は私が知る限りでは上の一冊しかなかったが、MOLESKINEについて書かれている本は上の二冊(或いはそれ以上?)がある。
『MOLESKINE 人生を入れる61の使い方』の方は比較的薄かったが、『モレスキン「伝説のノート」活用術…』の方は結構厚い。
既に読み終わった本については今年に入ってから読んだものでもあり、記憶に新しい。
『MOLESKINE 人生を…』の方は多くの人々の実例が示されており、「こういう使い方があったのか!」と驚かされたり、「ここまで手間(この場合は情熱だろう)をかけるのか・・・」と感心したりすることが多々あった。芸術品と呼んで差支えないものもあった。(特に無くしたと思っていたノートが、ノートの最初のページにある”In case of loss,…”を書いておいたお陰で返ってきた話は素晴らしかった)
『RHODIA…』の方は実際にフランスのRHODIAを作っている会社に取材に行っていたりしている点が興味深かったが、実例はMOLESKINEほど多くなかった。それでも「これは使える」と思えたものはいくつかあった。
両者の解説本については、MOLESKINEの方が詳しく、尚且つ色々なTipsが示されていると思われる。
RHODIAとMOLESKINEについて両者の決定的な違いとなりうる事柄として私が考えているものの一つは、「長期保存出来るか否か」である。
RHODIAは、その殆どがブロックメモである。(勿論普通にリングノートやMOLESKINEみたいなノートもある。最近はドットの入ったノートが気になっている)
対して、MOLESKINEはほとんどが真っ黒の頑丈な表紙で、内側はこれまたしっかりした紙である。
両者共に紙はしっかりしているが、如何せんRHODIAは「切り取ること」を前提としているので、
長期保存にはあまり向いておらず、ふとしたアイデアなどを書き留めるのに適しているのではないか?
と私は考えており、その前提に基づいて使用している。(専らToDoリストや、日常的なあれこれなど)
MOLESKINEは付箋と組み合わせて検索性を高め(これは以前の記事でも書いたことだが)、RHODIAで咄嗟に書き留めたアイデアを具体的な形にするのに使っている。
つまり、一時的なアイデアやアイデア以外にメモする必要のある事柄はRHODIAに、それら一時的な考えを更にまとめた事柄はMOLESKINEに、といった感じで使っている。
使用方法についてはどちらが良いとも言いにくい。どちらもあってこそ、だと考えている。
長期保存に耐えうるかどうかという観点からはMOLESKINEに分があるのではないか。
次に、コスト面での違い。
MOLESKINEもRHODIAも、世に溢れる他のメモ類に比べて値段が高い。
今年の四月からは消費税が上がるので、ただでさえ購入に二の足三の足を踏む仙崎は更にこれら文具を買うのを渋らざるを得なくなっている。(仙崎は100均文具についても記事を書いてみたいとも思っている)
だが、まだRHODIAの方が手の届きやすそうな値段ではないかと思っている。(ブロックメモのNo.11は200円程度で買えるため)
金銭面からすると、MOLESKINEはたまにしか買えない。ラージサイズなどは夢のまた夢だ。
あの艶やか且つ気品溢れる真っ黒のノートは憧れの対象だが、購入しやすさという点ではRHODIAに軍配が上がるのでは。
最後に「デジタル機器との相性の良さ」である。
MOLESKINEにはEvernote対応のノートが多く存在しており、RHODIAには一枚一枚スキャンしやすいという利点がある。
一冊Evernote対応MOLESKINEを持っているが、まだ何も書き込んでいない。
RHODIAの方は切り取ってSHOT DOCSというアプリを使ってEvernoteに投稿すれば良いか、と思っている。
どちらも実践していないので今の段階では何とも言いようがない。
結局、ここまで来てその結論かよ、と野次か薬缶か座布団が飛びそうだが、どちらも甲乙つけ難いのである。
議論もへったくれもない、ただ思うことをつらつらと述べただけであり、どちらかひとつに絞る気が端から無かった記事ではあったが、自分の中でも使い方やコスト等を考える良い機会になった。
長文かつ脈絡のなさが半端ない文章となってしまい誠に申し訳ありません。