13面体の賽子

最後に決めるのは自分だ。断じてサイコロではない。

二泊三日京旅行〜二日目:100日ブログカウントダウンマラソン65日目

文具と神社と友人と名所とイベントの旅

2日目。普段の休日よりも少し早くに目覚めたため、2日目のメイン目的地である車折神社に向かうため準備をする。

 車折神社は当初の予定ではレンタサイクルで向かう予定だったが、レンタサイクル屋が宿屋の近くになかったことと、開店時間が午前9時と遅かったこともあり、バスに乗って向かうことにした。

土曜日ということもあり、混雑してくると面倒なので朝食を食べずにバスに乗り込む。

バスに揺られ40分、流石に昨日の夕食も少なかったため、空腹で死にかけそうになったところで目的地に到着。

 近くにセブンイレブンがあったため、朝からガッツリパスタを食べる。(このセブンイレブンはイートインコーナーがあり、割と充実していた)

車折神社はたまたまインターネットで見つけた神社なのだが、割と有名でメディアの取材があったり、有名人が訪れたりしているらしい。

どうやら内部には芸事に関する神社も一緒にあるようで、芸能関係の方の奉納が目立った。

私が訪れたのはホームページに書かれている「神社への行き方」が非常に秀逸で、なおかつユニークなお守りをいただくことが出来るから、というのが主な理由で、芸事に関する願いなどはなかったためその辺りはスルーだったのだが…

金運・良縁・厄除け・学芸の京都【車折神社】 初詣/パワースポット

祈念神石という名前のユニークなお守りを貰い、参拝を終える。

実は昨日高校時代の友人に連絡を取り、京都にいるという旨を伝えると嵐山で集まろうという話になったため、阪急嵐山駅まで歩いていく。

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秋晴れのもと、若干の蒸し暑さを感じつつも、少し涼しい渡月橋の上から一枚。午前中のまだ早い時間だが、観光客が割と居た。

 

集合時間は12時ごろなのだが、それよりも2時間も早くに着きそうである。近辺の茶店をぶらぶらしつつ、美味しそうなものがあったため、大堰川(と船に乗る観光客)を眺めながらぽけーっと食す。

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www.kyoto-kaedeya.jp

ちょっと溶けてきたくらいが非常に美味。

そのまま近辺をぶらぶらし、約束の二時間くらい前に阪急嵐山駅に到着する。駅周辺の大量の観光客を眺めながら、山をひとっ走りするべきか、それとも近隣の食事処を見て回るべきか逡巡しつつ駅の周辺で旨い煮卵の作り方を検索していたら友人が現れたため、取り敢えず何か飯を食おうという話になった。

本日2回目となる渡月橋の横断の後、観光地っぽいところに辿り着く。京都在住の友人がいるため、食事処を探すのに苦労はないが、如何せん人が多い。

何だかんだで適当な店に入り、昼間から酒を片手に近況を報告し合ったり、今後の予定を話し合ったりした。

今日集まった友人は、2人が来年春に大学院を卒業する予定で、私を含む2人が現在社会人として働いている。2人とも卒業したら関西を離れる事になりそうである、今後は会う機会もめっきり減るだろうな、と少し寂しく思いながらも、昼の光に照らされた透明な液体を飲み干した。

 

食後、ぶらぶらと本日3回目となる渡月橋の横断を試みる。さて次は甘味でも…という感じになり、渡月橋を阪急嵐山駅方面に渡る途中の島にあった甘味処に入る。

kyoto-arashiyama.jp

ここからは甘味をつつきつつ与太話に突入。他の同級生がどうしているとか、将来どうするつもりであるとか、誰が何処で働いている、とか。甘味をつつき終えても大分長いこと話し込んでいた。

友人の一人が仕事に戻るということで店を出、その友人を見送った後、残された我々はどうしようかという話になったため、「適当に近辺を散策しつつJRで京都駅に向かう」という作戦を立て、本日4回目の渡月橋横断。しばらく渡月橋は見なくても大丈夫そうだな、などと考えつつ駅を目指して歩いていると、大量の人が流れていく場所を発見した。京都在住の友人によると、この先に「これぞ嵐山」な竹林が広がっているとのこと。

私及びもう1人の友人は「教科書の見開きの最初のページに載ってるあの風景か!!」と盛り上がり、3人で竹林のある方へと向かう。

www.jalan.net

実際向かってみると登りの道が続き、また観光客でごった返していたため写真などでよく見るあの風景と静寂はあんまりないものなんだなあ、と思いつつ、一応写真に収めておく。

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嵐山、竹林の道。人が写らないように写真を撮るのが少し難しかった。

一通り散策し終え、住宅街のような地域を通り抜けてJR嵯峨嵐山駅に到着する。電車に揺られながら歓談していると、野外イベントのようなものを見かけ、京都駅に着いたらそこに行ってみようという話になった。我々は高校生のころから割と行き当たりばったりだったな、などと回想しつつ駅からそのイベントの見えた方向に歩いて向かう。

kyotoonpaku.net

どうやら開催されていたイベントはこれだったようで、割とな人が梅小路公園に集まっていた。

我々はチケットを持っていなかったため、近くの飲食ブースで美味しそうなものを各々購入して集まった。

から揚げに九条ネギを刻んだものを散らし、ポン酢をかけたものが美味だった。

小腹を満たした我々は再び京都駅に向かい、かねてより訪れようと考えていた銀座伊東屋京都店を目指す。

www.ito-ya.co.jp

伊勢丹の10階にあるため、エレベーターを利用したい所だが、都会の百貨店の特徴としてエレベーターが割とすぐにやって来ないというのがある。ここは若さに任せて(?)エスカレーターで上に向かうことにした。京都在住の友人は高校時代から文化系部活にもかかわらず体力・身体能力が高かったため、ものっそいハイペースでエスカレーターを上っていくが、私及びもう1人の友人は割と疲労困憊であった。

オープンしたての京都店は外国人が好きそうなものが並べてあり、また物珍しい文房具から定番品まで割と充実していた。

私は京都店限定の測量野帳を目当てにしていたのだが、どうも今日は手に入らない様子。限定の箔押し(?)があまりの人気に追いつかず、出来上がったものを1週間ほど後に取りに来る必要があるとのこと。

京都在住の友人が

「買ったら俺は取りにいけるよ。勿論そのまま使わせてもらうけど」

などと笑えない冗談を飛ばしてきたので、あえなく断念した。

オープンしたての伊東屋京都店に行くという目的を果たしたのち、どうする?という話になり、地下鉄で中心部に移動し、周辺を歩き回る。

京都在住の友人が美味いクラフトビールの店を知っているらしく、そこで晩御飯にしようか、という話になったが、私としては今日は既に昼間酒を飲んでいること、さっき唐揚げを食べたこともあり、今回はご相伴にあずからないことにした。

2人の友人と別れ、若干雨模様の京都の街中を歩いて宿に戻る。流石都会、夜でも明るい。

今日も一日歩き疲れたため、帰ってすぐにシャワーを浴び、髪を乾かすと昨日から読もうと思っていた本を読みながら眠りに落ちた。

 

本日の記録。

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65日目。