読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

13面体の賽子

最後に決めるのは自分だ。サイコロではない。

2016年自分内筆記具大賞~2016年に手に入れた楽しい筆記具5選

忙しくはあった、忙しくはあったが

2016年もあと3日、というところまできた。

自分が生まれてから今までで一番忙しい年だったと思う。

新卒で入社し、毎日午後11時に家に帰りつく日々の中で、ちょくちょくと有休をとり(それもあまり快くは思われていなかったが)、色々な場所に出向いて「これは!」と思うような筆記具を集めて回った。

ある時は神戸、ある時は東京、ある時は大阪、と行く先々で筆記具を購入したり、場合によっては自分で作り上げたり。

それらを写真付きで紹介していきたい。

万年筆とローラーボール、インクに惚れ込む一年

f:id:clown-crown0798:20161228162524j:image

上から、PILOTのPRERA、PILOTの自作万年筆、カキモリローラーボールに自作のインクを入れたもの、最後にHERBINの東急ハンズ限定セット。

f:id:clown-crown0798:20161228162533j:image

 こちらはPILOTのパラレルペン。インクは付属の黒。

それでは一枚目の写真の物から紹介していきたい。

これはカリグラフィ用を購入した。書き味はカクカクとした感じである。日本製らしく、漢字を書きやすい(気がする)。インクはこれもPILOTの色彩雫「冬将軍」を使用している。 

パイロット 万年筆インキ iroshizuku INK-50-FS フユショウグン
 

 

次の万年筆は8月に神戸で行われた万年筆製作体験イベントで作ったものである。

clown-crown0798.hatenablog.com

自分の中では割と気に入っており、こちらも書き味は硬め。PRERAカリグラフィー用よりも細字。インクはPILOTの色彩雫「孔雀」を使用している。

パイロット 万年筆インキ iroshizuku INK-50-KJ クジャク

パイロット 万年筆インキ iroshizuku INK-50-KJ クジャク

 

 

三本目は東京はカキモリローラーボールローラーボールとは謂わばゲルインクボールペンのようなものである。こちらを11月下旬に購入した。人生3回目の東京への到達であり、人生初の東京旅行である。

たのしく書く人。カキモリ

ローラーボールはやはりなんといってもその書き心地である。紙面をするすると這っていく、それが思考を伸ばしていく。

中に入れたインクはカキモリのお隣のインクスタンドで作ったものである。「春」をイメージした緑色で、今後ちょっとした一筆などを書く際はこちらを使いたい。

inkstand.jp

 

四本目はフランスの老舗エルバンによる東急ハンズ限定品である。こちらもローラーボールだが、カキモリのものよりも軸が細い。字幅も心なし狭い気がする。今回はローラーボールと限定インクのセットだったため迷わず購入した。地元の東急ハンズには万年筆コーナー自体があまり充実していないので、大阪で見かけた際に手に入れた。

www.quovadis.co.jp

 

二枚目の写真の物は、見た目通り(?)カリグラフィー用のペンである。PRERAとは比較にならないほどのカリグラフィ感が文字から漂ってくる…はず、である。

他にもペン幅がいくつかあるのだが、その中でも幅が二番目に広いものを購入した。画像を見ていただいても分かるように、このペン、それなりの字が書けるようになるまで割と訓練を要する。一応パラレルペンの付属の説明書にはいくつかの書体と書き方が書いてあったが、あまりうまく書けたためしがない。ので、今回の画像ではいつかどこかで覚えたエセ筆記体を使用した。13をローマ数字で書いた理由は、アラビア数字で書こうとするとどうも1がうまくいかないからである。

忙しさの中にも…

確かに2016年は忙しくはあった、しかし同時に文具面では非常に恵まれていたような気がする。

万年筆つながりで、同期で友人が出来たこと、その友人と色々な文具屋を巡ったこと。

インクを色々と手に入れたこと、自分でインクを作ってみたこと。

これらは忙しさのあまり殺伐とする日々に潤いと安らぎを与えてくれたように思われる。

来年も文具面で非常に充実した一年を過ごしたいと切に願う。

 

余談過ぎる余談

実は2016年あと一本手に入れたかった筆記具がある。

PARKARの5th Ingenuityである。 

 店頭で試し書きした結果、これは是非に!と思う書き味であり、尚且つこの暗めの青緑のボディが非常に美しい。

ただ値段が。万を超えるので自分内予算委員会で大騒ぎが起こったものでして。

ただランニングコストが。替芯が他の万年筆のカートリッジやらと比べるとお高いものでして。

泣く泣く見送ったわけである。

それを言えばMont Blancの万年筆だって見送ってはいる。

手に入れた楽しい筆記具の陰には、手に入れることが叶わなかった(能わなかった)数々の筆記具もあるのだ。

それらはまた来年。再来年。