13面体の賽子

最後に決めるのは自分だ。断じてサイコロではない。

シケレポ!~平成28年度行政書士試験~

最も試験らしくない試験

お久しぶりです。100日ブログカウントダウンマラソンの一つも完走していないのに、次の更新が11月に入ってからになるとは…

日々の業務の忙しさ、残業、11月の初めにあった謎の業務。

8月に受験を決めたときはまだ進退の一つすら決まっていなかったので、そのままずるずると当日を迎えてしまった感じがする。

 

試験対策:出たとこ勝負

実際、日々の仕事が忙しすぎて、土日は疲労感が溜まりすぎて、殆ど勉強が出来ていない。抑も何科目あるのかすらも把握していない試験だった。

行政関連は日々の業務や8月に受けた職場の昇任試験から、憲法民法といった法律科目は昨年の春ごろから夏ごろまでやっていた公務員試験対策の残り知識で補い、一般知識は常識力で勝負、といった感じだった。

一応購入した書籍はこれ。

 

 kindle版でアマゾンから引っ張ってきたが、実際購入したのは紙版。よく内容がまとまっているが、割と分厚い。

記述に関してはこの本の巻末についていたアンケートはがきを送ると貰える無料の対策冊子をぱらぱらとみていた。

 

行楽日和、試験日和

試験は昼から3時間。13時から16時と、ちょっとしたハイキング気分で受けられる。

自宅から試験会場へは電車とバスで向かう形となった。

集合時刻は12時30分だったので、約一時間前には現地入りした。

バス車内には試験会場へ向かう人が多く、年齢構成は20代から年配の方までまちまち。性別は男性の方が多かった。

バスに揺られて試験会場に到着すると、多くの資格試験学校の人が待ち構えており、「直前対策」などのビラを配っていた。

それを尻目に会場近くの椅子に座って昼食をとる。非常に良い天気である。

昼食後試験室に入り、試験開始までボーっとして時間を過ごした。

試験室はほぼ埋まっており、年齢構成は20代から60代くらいと様々で、男女比は男性の方がやや多いようであった。

眠さとか曇天とかバス停探しとか

試験での作戦はこうだ。合格するかどうかは分からないが、殆どはマーク。「まぐれ当たり」もあるかもしれない。まず一般知識分野から解きはじめ、次に法令分野、最後に記述式を解いて全体の見直し。

一般知識分野は割とサクサクと解けた。法令分野は最初のあたり非常に眠く、途中何度かうとうととしていたと思う。

記述問題はそれぞれ40字程度と自分が大学受験の時に解いていた問題に比べればはるかに簡単なのだが、語句を知らない、知識がないというだけでまとめるのに苦労した。しかもそれが正解かどうかは分からない。見直しに使えたのは試験時間の残り10分だけだった。

試験が終了すると、当然多くの人が会場を一度に後にする。となると近場のバス停は混雑するので、帰りのバスの試験会場近くの停留所の一つ前の停留所を探せば混雑しないことになる。

と考え、バス停探しをおっぱじめた。試験が終了すると試験前の陽気とは打って変わって曇天、少し肌寒くなっていた。途中余りのバス停の見つからなさに一度引き返したりして一本乗り逃がしたりと右往左往していた。これも試験の醍醐味である。

やっと見つけたバス停には、自分と同じことを考えたらしき受験者が数人いた。

帰りに電車を一本乗り過ごす

試験も終了したことだし、と近くの書店で漫画の新刊を購入する。

 最後数ページの緊迫する場面を読んでいたらいつの間にか降りる駅を過ぎていた。

 

何はともあれ、一区切りついた気がする。結果がどうであれ、試験の勘(?)の錆びつきは防げたのではなかろうか。