13面体の賽子

最後に決めるのは自分だ。断じてサイコロではない。

研究室と(賞味期限の切れた)コリアンダー

今週のお題「調味料」

仙崎自身、調味料はよく使う派である。とはいえ、塩胡椒とにんにくチューブがメインだが。たまに出てくるのが柚子胡椒、生姜などである。

 

これは勝手な思い込み、偏見になってしまうのかもしれないが、何となく暑い国の方が調味料を大量に使うイメージがある。特に自分が主に大学で学んでいる東南アジアなんかは大量の調味料を使いそうである。

 

・・・実際、大量の調味料を使うのである。

 

大学で、毎年やっているらしいインドネシア料理で新入生をもてなそうの会というものがある。この新入生というのは、勿論インドネシア語を学びに(かどうかは分からないが)大学に入ってきた人々のことで、毎年二年生が中心となってインドネシア料理を作り、彼らにインドネシア料理をふるまうのである。

 

このインドネシア料理を作る際に、日本語名の分からない謎の調味料(の原料?)を使うのである。

それが原因か、研究室には大量の謎の調味料が置いてあるのである。

 

タイトルにも挙げたコリアンダー(これは賞味期限が2011年7月と書いてあった)は何に使ったのか定かではないが、f:id:clown-crown0798:20150212135324j:plain

大量のココナッツミルク(缶入り。床に積んである。誰が持ち込んだのか不明。明らかに外国産)

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冷蔵庫の中で刺激臭の元となっている唐辛子(結構な数ある。いつからあるのかは不明)

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賞味期限の切れたお好み焼きソース、パンケーキ用チョコソース(何に使ったのか全くもって不明)

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キャンドルナッツ(何故あるのかは不明。最初はインドネシア語名しか知らなかった。今日見たら無くなっていたが、以前まであった)

ピーナッツバター(賞味期限切れ)

用途不明の謎の塊(インドネシア語で何か書いてある。何に使うのか不明)

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パームシュガー(謎)

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Daun Salam(月桂樹類と書いてある)
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などなど。

 

調理するためのフードプロセッサー、石臼?のようなものも完備されている。

 

実際、仙崎が2年生の時もインドネシア料理を作って1年生をもてなそうとした。

 

朝から卵を18個もゆでることになり(何のために大学に入ったのか、と3回くらい自問した)

謎の葉っぱを包丁の柄で叩いて香りをだし、

ニンニクと、ターメリック?を刻みまくり、

謎のナッツ?を砕きまくった。

 

朝から疲労困憊とはこのことだ。

 

そうやって、mie ayam(鶏肉の入った、麺のスープ)を作ったが、数日は指先からニンニクの匂いが取れなかった。

 

Cabe rawit とかSambalとか

インドネシアでよく見かけた調味料?として、この二つがある。

 

Cabe rawitは、非常に辛い緑色の唐辛子で、これがちょくちょく食卓に乱入してくるのである。

そこまで辛い物を食べられる自信の無い仙崎は知らずに食べて死にそうな目に遭ったものである。

どうやら辛いものと辛くないものがあるらしいが・・・

 

Sambalは、インドネシアで定番(?)とされる調味料ソースで、これも辛い。現地で購入したお菓子にもついてきた。また、提供される場所によって少しずつ味が違うようである。Sambalは見た目は辛そうだが、Cabe rawitよりは辛くない。

ABC サンバルアスリ 340g

ABC サンバルアスリ 340g

 

 よく瓶に入った物を見かけるが、日本でチルド餃子についている餃子のたれのように、一回きりのサイズのものもある。

 

取り敢えず大学にある賞味期限切れのコリアンダーをどうにかしたいと切に思う。