13面体の賽子

最後に決めるのは自分だ。断じてサイコロではない。

インドネシア滞在記3:主に揺れてます。 100日ブログカウントダウン78日目

スマトラ島北端でアウェー。

9月23日。ガルーダインドネシア航空の飛行機でジャカルタからアチェへ。
 
この飛行機の尋常でない揺れと寒さこそが、アチェを暗示していたのではないかと今だからこそ言える。
 
だが飛行機の窓から見える景色は美しかった。
 
点々と建つ家屋、生い茂る木々、四角く区切られた緑の箇所。そして海。
 
アチェの空港の外観も美しいものだった。
 
アチェに降り立つと、現地の学生がお出迎え。そのままバス(無駄に暑い。ドアは壊れているため閉まらない)に乗り込む。
 
尋常でないほどに揺れた。飛行機より揺れたかもしれない。
 
飛行機から見えた景色は田と家畜だった。
 
主に縦揺れに悩まされ約一時間。
 
アチェでの滞在地、大学内の寄宿舎に到着。そのまま現地学生に引っ張られて行くと、自動的に部屋割りが決定していた。
 
日本を出る前に、日本人だけで四人部屋を使えると聞いていたが、実際蓋を開けてみると、
 

アチェ人3人と日本人1人

 
完全なるアウェーだった。
 
我々学生は暫し詐欺られた感に浸る。熱烈極まりない歓迎を受けたが、これは予想外だった。予想をはるかに超えてくる感じであった。到着日には知る由も無かったのだが、翌日以降早朝からアチェ人9名に囲まれることになる。
 
この詐欺られた感はアチェでの滞在において、ちょくちょく出てくることになった。
 
 
明日はマンディについて。
 
78日目。