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13面体の賽子

最後に決めるのは自分だ。サイコロではない。

舞踊、音楽、異文化の融合

先週は何かと忙しく(主に自動車教習で。その甲斐あってかなんとか仮免許取得の試験にまで漕ぎ着けた)ブログを更新できなかったが、先週の木曜日、インドネシア人舞踊家のワークショップに参加する機会があったので、その時のことを記録しておこうと思う。

 

折しもインドネシア・ジャワ島を拠点に活動する女形舞踊家が来日しており、授業の一環でワークショップが開催されることになったらしく、冷え込む中体育館での授業を受けた。

 

60歳くらいの男性の舞踊家で、親しみやすそうな雰囲気をもった方であった。ただ、60歳前後とは思えないほど動きが繊細で、よく鍛えられた体であった。

 

試しに踊ってみましょう的な雰囲気(どんな雰囲気だ)の中始まった舞踊はインドネシアのジャイポンガン(1970年代末に登場したスンダ族の踊り)とジャワ島のどこかの地方(名前を聞いたが忘れてしまった、無念)の伝統舞踊をミックスした踊りだった。

 

我々参加者は首から極彩色の長い布をかけ、舞踊家の方の指示に従ってステップや手の形、構えを見様見真似で作ってはみるものの、

  手の形や構えが難解すぎる。

その上、手及び腕に力が入り、普段使わない筋肉(使わない筋肉など恐らく皆無ではあるが)に負荷がかかり、踊りが難しいものとなる始末。

 

気分的に、初めてWiiリモコンやテニスラケットを握った時の微妙な強張りが継続するといった感じである。(Wiiリモコンやテニスラケットは握っても上記のようにならない人もいます)

 

1時間ほど音楽に合わせて踊ったり、新たな構え・ステップを覚えたりしたあと、残りの時間は舞踊家の方の踊りを見たり、話を聞いたりした。

 

音楽はアップテンポで、ガムランの音が楽しげに響いていたところが自分としては気に入っている。(ガムランの連打?によるダイナミックさがポイントである)

 

踊りを上手く踊れはしなかったが、とても楽しめた1時間半であった。

 

アップテンポでダイナミックな旋律と、力強いボーカルの曲であったが、舞踊家の方が踊ると、しなやかさと荘厳さがプラスされ、一層魅力的な舞踊(及び音楽)となっていた。

ワークショップの参加者は全員その踊りに見入っており、仙崎には不思議な空間が構成されていたように感じられた。

 

舞踊家の方は女形ということもあって(?)か、インドネシア語もダンスの先生っぽかった(あくまで仙崎の考えるダンスの先生っぽさだが)

 

その方は日本舞踊と能の仕舞を習得しているらしく、踊りに関しては日本人よりも日本のことに詳しいのではないかと思われた。

 

ジャイポンガン自体、異文化の融合の末に生じた舞踊であり、今回踊った舞踊もそのジャイポンガンと他の舞踊のミックスであるらしい。つまりミックスのミックス、融合の融合であるといえるのではないか。

 

インドネシア、そしてもちろん文化・歴史に限らず何かの融合が新しい何かを生じさせるという動きはよく見られるものなのかもしれない。

 

舞踊家の方の活躍と健康を祈りつつ。

 

貴重な体験だったといえよう。(長文になってしまい申し訳ございません)